RELEASE THE SPYCE、通称リリスパのアニメが本日終わりました。
なもりさん、キャラデザ、タカヒロさん脚本ということでかなり期待していたのですが
結果としてはそこそこおもしろい止まりだったかなと思います。
全話を視聴したことを踏まえて、詳細な感想を述べていきたいと思います。
OPとEDはかなり良い
OPとEDの出来は最高でした。ちょいギャグ調スパイアニメらしいOPと百合要素のEDは本編とマッチしていて、とても良かったです。
単純に音楽としても、優れていると感じました。ソラウミといい、ソシャゲアニメは音楽を重視しているのかな?
作画とBGMに力が入っている
作画とBGMが全体を通して、質がよかったです。ソシャゲアニメだからか、予算を多めに使えたのでしょう。
特にBGMは印象に残りました。潜入している時のテーマが好きです。
キャラの掘り下げに失敗してたかな?
メインのスパイは6人なのですが、少し持て余していたような気がします。
主人公と師匠はメインを張っていたので、共感性のあるキャラクターとして見れましたが、他のメンバーは微妙な感じでした。
とくに命と楓は一話だけしか、師弟関係が描かれないので、深く世界観に入り込めなかったです。
命はツキカゲを裏切るシーンがあるので、もっと掘り下げたほうが良かった気がします。
物語の脚本の問題
序盤の脚本が弱かった気がします。僕は結構楽しめましたが、冗長という声をよく聴きました。
明確な敵役が出てきてたら、変わっていたのかなと思います。あきらかなやられ役しかいなくて、あまり緊張感がなかった印象。
雪の過去が語られるところからは、面白かったと思いました。物語が動き出し始めてシリアスなムードになり、命が裏切る。
流れとしてはスムーズでよかったのですが、事件の締め方はいまいちだったかな。
すんなり解決してしまって、主人公チームがあっというまに逆転。
尺の都合もありますが、もう少し苦しんでも良かった気がします。
ただ、最終話のBパートはかなり見ごたえがありました。モモの成長物語の集大成。カタルシスを感じました。
定番ですが別れのシーンはよいものですね。短命なスパイの葛藤が描かれていて、ジーンときました。
最後のすれ違いも味が出ていてよかったです。
まとめ
全体としてのおもしろさは並くらいなのかな?キャラの掘り下げがうまくやれてればって感じです。
ただ、終わり良ければすべて良し。個人的にはかなり楽しめた作品でした。
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